相馬 正和(そうま まさかず)

青い海に熱帯魚が泳いでいるキビ灰釉のパーティー皿が印象的な陶眞窯の作品は、
他にもデイゴをモチーフにした赤絵や、魚文、焼締めの南蛮と、沖縄における作陶の手法を駆使したもので、強いこだわりが、感じられる。
又、茶碗にも力を注ぎ、風流に南国の花を咲かせる。読谷の工房では体験教室も行っている。

陶歴

1949年
神奈川県横浜に生れる
1972年
沖縄へ渡り壺屋焼高江洲育男氏(育陶園)に師事
1973年
韓国に渡り古窯を訪ね研鑚を積む
1975年
恩納村に登り窯を築き独立する
1978年
読谷村座喜味に登り窯を移窯
1980年
西部工芸展・国画会展に入選
大阪高島屋にて個展
1981年
国画会展入選
1982年
沖展奨励賞受賞
1986年
現代沖縄陶芸展 銅賞
1988年
沖縄開発庁長官来窯し、作品をお買い上げになる
1989年
沖縄タイムス芸術選賞受賞
大英博物館(イギリス)来沖し、「線彫大抱瓶」をお買い上げになり常設展示となる
クラフトセンタージャパン丸善ギャラリーにて沖縄工芸デザイナー協会「亜熱帯の色と形」展を行い会長を務める
1990年
横浜有隣堂ギャラリー個展
福岡大丸デパート個展
東大寺館長清水公照老子来窯し製作する
1991年
現代沖縄陶芸展にて奨励賞受賞
1992年
福岡玉屋デパート・沖縄三越にて個展
1993年
NHK人生読本に出演「沖縄の心を焼く」をテーマと して語る
スペイン各地を歴訪し研鑚を積む
韓国に渡り慶州利川の窯元をめぐり研鑚を積む
リウボウ美術サロンにて個展
1994年
東京西武百貨店にて個展
1995年
フランス・イタリアを歴訪し研鑚を積む
沖縄デザインコンペにて作品「ブルーコーラル」照明器具が優秀賞を受賞
1996年
沖縄総合事務局長賞を受賞
リウボウにて個展
1997年
リウボウにて個展
1998年
リウボウホール・美術タウンにて「群・舞・礁」25周年展
1999年
沖縄三越「茶の湯の器」展を行う
クラフトセンタージャパンにて沖縄クラフト暮らしの器展を巡回
2000年
静岡県デザインセンターにて沖縄の工芸展「南からの美技」展の会長を務める
東京ギャラリー一輪にて琉球南蛮展を行う
2001年
現代沖縄陶芸展にて優秀賞受賞
熊本・富山・沖縄にて個展
2002年
伝統工芸士認定
広島ふく屋個展
ベトナム・タイを歴訪
2003年
北海道芸術の森にて展示会
民芸きょうとにて個展 隔年開催する
2005年
プラザハウスグローバルギャラリーにて二人展
壺屋焼物博物館にて茶陶展
2006年
銀座画廊にて展示会
リウボウにて陶のかたりべたち「十三人の魂」展
2009年
横浜高島屋にて個展
京王デパート美術画廊にて個展「琉球南蛮」
2010年
首里城奉神門防水甕(ハンドゥー)の復元の依頼を文化庁から受け技術者と共にて作製する
山口井筒屋にて個展「琉球南蛮展」を行う
リウボウ美術サロンにて「南蛮展」を行う
2012年
小倉井筒屋にて個展
佐賀玉屋にて個展
県立美術館・博物館にて「うぎゃー」展にオブジェ・サンゴ再生「ブルーコーラル」fromニライカナイを出品(4m)

作品

同窯元の陶工者

相馬 大作 / 高江洲 修

窯元情報

陶真窯

住所 沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2898-4 電話番号 098-863-0676
Fax番号 営業時間 8:30~18:30
定休日 年中無休(不定休) URL http://tousingama.com/
Instagram https://www.instagram.com/potterycafegunjo/?hl=ja