新垣 健司(あらかき けんじ)

壺屋焼の名工 新垣栄三郎氏を父に持つ新垣健司氏が、10年以上の修行の末に独立。2008年に沖縄県那覇市三原に開窯。壺屋焼の伝統意匠である「魚紋赤絵」を中心に、作陶を行っている。
こだわりは、白化粧と赤絵の発色。
赤い沖縄の陶土を使って白い器を作るには、白化粧といって、白土を水に溶かして器に塗って焼き上げる技法をとるが、鮮やかに発色させるには土選び、配合、塗り加減、焼き方など高度な技術が必要。赤絵は、ほかの色を付けて焼いた器に赤絵の具で絵付けをしてから再度窯で焼き上げる手間のかかる手法を実直に行い、活き活きとした赤色を引き出している。

陶歴

1999年
新垣製陶所に入所 新垣勲に師事
2002年
沖展 奨励賞受賞
2003年
日本民芸公募展 優秀賞受賞
2004年
現代沖縄陶芸展 琉球新報長賞受賞
2005年
沖展 沖展賞受賞 同時に準会員になる
2008年
独立と同時に那覇市三原にて健陶藝を設立
日本民芸公募展 中小企業庁長官賞受賞
2009年
日本民芸公募展 優秀賞
2010年
日本民芸公募展 NHK会長賞

作品

窯元情報

健陶藝

住所 沖縄県那覇市三原1-4-17 電話番号 098-836-1197
Fax番号 営業時間
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